書道の志し

母校校訓
物事への視野を広げ、心豊かに。 
 
私が書道を始めたのは18才の時で、趣味を持ちたいと子供の頃習っていた魚谷松葉先生の門をたたきました。魚谷先生は、温厚な性格の方で、お手本と指導力に引き込まれ、興味は深まっていきました。良い師に巡り会えた喜びと、この先生のお陰で、今の自分があると感謝しています。

書道は、私の人生を大きく変えました。お稽古を重ねれば重ねるほど展覧会でよい結果が生まれ、次々と入賞し、ますますやる気が湧き、積極的に書道に取り組みました。
34歳の時、退社し書の道に入りました。子供達が上達していく喜びと、一般の方には、漢字、実用書、調和体、かな、ペン習字の内容で、又、半紙から条幅作品へと興味の幅が広がるよう、いろんなものが書ける喜びを持って頂くことが、一番大切と考えています。

そして、松流会書展は10回を数えるようになりました。書道を通じて芸術作品を鑑賞できる目を養うことができ、物を見る幅が広がり、心豊かにさせてくれます。“好きこそ物の上手なれ”で書を習いたいと思う人は誰でも上手になりますし、雑念から離れて一つのことを一心にできることは素晴らしいものです。

心から書道に感謝しています。

社会福祉事業への取り組み

平成21年1月23日 社会福祉法人 加古川市社会福祉協議会 加古川市善意銀行 理事長 糀谷耕平様より感謝状をいただきました。

略歴

昭和 41年 魚谷松葉に師事
46年 加古川市展 議長賞
49年 木村知石に師事
52年 兵庫県書道展 特別賞
53年 兵庫県書道展 特別賞(委員推挙) / 毎日書道展 毎日賞
55年 日展 初入選
欧州べニス展『今日の日本書展』出品 以後 ジュネーブ展 ブリュッセル展 オーストリア展
58年 日展 入選
59年 劉蒼居に師事 / 玄雲展 玄雲賞
60年 日展 入選
平成 元年 日展 入選 / 日本書芸院展 大賞 / 玄心書道展 玄心賞
11年 読売書法展 読売新聞社賞
15年 金子卓義に師事 / 毎日書道展 審査会員
20年 坂口流石書展開催
坂口流石
坂口流石
日展作家
毎日書道展 審査会員
兵庫県書作家協会 参与
筆塚競書展 審査員
王鵞(おうが)書道会 理事長
王鵞誌 主幹
松流会 主宰

〒675ー0039
加古川市加古川町粟津444-4

TEL.079-455-2272
王鵞書道会手本集